琉球大学大学院医学研究科 女性・生殖医学講座
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婦人科腫瘍部門
産科・周産期

当科の産科診療の特色

生殖内分泌
外来診察
診療内容
産科・周産期

■ 周産母子センター・産科病棟紹介

 琉球大学医学部附属病院周産母子センターは地域周産期センターに認定され、他施設から切迫早産例、産科救急例を24時間体制で受け入れる他、様々な合併症を有する妊婦、胎児疾患例の診療も行っています。分娩室は2室あり、うち1室は陣痛から分娩、その後の回復までを継続して診るLDR室となっています。またシャワー、トイレ、テレビ、冷蔵庫を常備した個室を5室備え、母児同室を行っています。


診療の特色

 1) 切迫早産

 妊娠中に性器出血や腹痛、子宮収縮などを認め、放置すれば早産となる危険性が高い状態を切迫早産といいます。このような例に対して胎児心拍・子宮収縮モニターや超音波検査を行い、胎児状態の評価と早産予防管理を行います。必要なら入院とし子宮収縮抑制剤の投与などの治療を行います。もしも早産となった場合、当院には極小未熟児、新生児疾患例の集中治療を専門に行うNICUがあり、児の発育に関するケアを行います。

 2) 産科疾患

 妊娠中は母体に様々な生理的変化がおこり、それに関連して妊娠高血圧症候群、胎児発育遅延、分娩時や産後の出血、前置胎盤、癒着胎盤などの産科疾患が発症することがあります。妊婦検診や分娩時にはこれらの早期発見に努め、母児療法の生命・健康を守るため24時間体制での輸血を含めた適正な治療体制を整えています。また産科疾患の中には、妊娠中や分娩時に突然の胎児の心拍低下や低酸素を認め、胎児が正常ではないと推測される状態(胎児機能不全)になるものがあります。このような状況では緊急の帝王切開が必要な場合がありますが、当科では麻酔医、小児科医との連携のもと、24時間体制で緊急の帝王切開を行える体制を備えています。

 3)合併症妊娠

 医療の進歩に伴い、過去には妊娠・分娩が困難とされた疾患を合併する妊婦も増えてきました。当大学病院には多くの専門医が所属する多岐にわたる診療科があります。それら他科の専門医と連携しながら、様々な内科、外科、精神神経科的合併症をもった妊婦の診療を行っています。


 4) 胎児疾患

 胎児に疾患があることが疑われる妊婦に対して、胎児心拍モニターや超音波検査、放射線被ばくのない胎児MRI検査などを用いて胎児疾患の出生前診断を行い、適正な妊娠と分娩の管理を行います。当院には新生児疾患の集中治療を専門に行うNICUがあり、胎児疾患例の出生後の治療を専門の新生児科医師が行います。また帝王切開と同時に胎児の外科的治療を行うEXITと呼ばれる治療や、県外の施設と連携した妊娠中の胎児治療の経験もあります。

 5)不育症・習慣流産

 流産を繰り返し、生児が得られない状態を不育症(習慣流産)といいます。そのようなご夫婦に対して血液中の自己抗体(抗リン脂質抗体)、内分泌検査、夫婦の染色体核型検査などを行いその原因に応じた治療を行っています。特に抗リン脂質抗体が陽性の方に対しては、学術的に唯一その効果が高いと認められているヘパリン注射と低用量アスピリン服用による治療を在宅で試みています。


 

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