専門医研修施設一覧
琉球大学産婦人科研修プログラム研修施設
各研修病院における手術件数と分娩数(2023年1月~12月)
専攻医指導研修可能評価
1) 基幹施設
琉球大学病院 | ||||
指導責任者 | 関根 正幸 【メッセージ】 琉球大学産婦人科のセールスポイントは、1) 婦人科がん診療、生殖補助医療において、国立大学では全国1,2位を争う症例の豊富さ、2) 手術など技術の指導に熱心な指導体制、3) エビデンスを作るための臨床試験や治験への参加が多く、自然にEBMを身につけられる環境である。後期研修4年目の秋に産婦人科専門医を取得することができ、さらにサブスペシャルティの周産期(母体・胎児)専門医、婦人科腫瘍専門医、生殖医療専門医、内視鏡技術認定医取得のための研修に移行できる。また、大学院進学も積極的に支援している。 | |||
指導医数 | 10名(日本産科婦人科学会専門医16名、日本婦人科腫瘍学会婦人科腫瘍専門医4名、日本生殖医学会生殖医療専門医4名、日本周産期・新生児医学会 周産期(母体・胎児)専門医3名、日本女性医学学会女性ヘルスケア専門医2名、日本臨床細胞学会細胞診専門医1名、日本がん治療認定医機構がん治療認定医5名、日本産婦人科内視鏡学会内視鏡技術認定医4名、臨床遺伝専門医2名、遺伝性腫瘍専門医1名、内視鏡外科学会技術認定医4名、ロボット術者認定資格: da Vinci Certificate 3名) | |||
外来患者数 | 外来患者 2500名(1ヶ月平均) 婦人科:1500名、産科:1000名 | |||
新入院患者数 | 190名(1ヶ月平均) 婦人科:90名、産科:100名 | |||
手術件数 | 約 56 件/月 婦人科:40件、産科:16件 | |||
分娩件数 | 約 30 件/月 | |||
経験できる疾患 | ほとんどすべての産婦人科疾患を経験することができます。 | |||
経験できる手技 | 1) 妊娠の診断 免疫学的妊娠反応、超音波検査(ドップラー法、断層法) 2) 超音波検査 ドップラー法:胎児心拍聴取、断層法:骨盤腔内腫瘤(子宮筋腫、子宮内膜症、卵巣腫瘍その他)、胎嚢、胎児頭殿長、児頭大横径、胞状奇胎、胎盤付着部位、多胎妊娠、胎児発育、胎児形態異常の診断、子宮頸管長、Biophysical Profile Score(BPS)、Amniotic Fluid Index (AFI)、血流ドップラー法 3) 分娩監視法 陣痛計測、胎児心拍数計測 4) 腫瘍の検査 子宮腟部・頸部・内膜をはじめとする細胞診、コルポスコピー、Schiller テスト、組織診、子宮鏡、RI 検査、CT、MRI、PET-CT、腫瘍マーカー測定 5) 内視鏡検査 コルポスコピー、子宮鏡、腹腔鏡、羊水鏡、膀胱鏡、直腸鏡 6) 感染症の検査 一般細菌、原虫、真菌検査、免疫学的検査(梅毒血清学的検査、HBs 抗原検査、HCV 抗体検査、HTLV-I 検査、HIV 検査、風疹抗体、トキソプラズマ抗体、淋菌DNA、クラミジアDNA・抗体検査など)、血液像、生化学的検査 7) 放射線学的検査 骨盤計測(入口面撮影、側面撮影)、子宮卵管造影、腎盂撮影、膀胱造影、骨盤血管造影、リンパ管造影、胎児造影、レノグラフィー、シンチグラフィー、骨・トルコ鞍・胸部・腹部単純撮影法、CT、MRI、PET-CT、RI 検査 8) 婦人科内分泌検査 基礎体温測定、腟細胞診、頸管粘液検査、ホルモン負荷テスト、各種ホルモン測定、子宮内膜検査 9) 不妊検査 基礎体温測定、卵管疎通性検査(通気、通水、通色素、子宮卵管造影)、精子頸管粘液適合試験(Huhner テスト)、精液検査、子宮鏡、腹腔鏡、子宮内膜検査 10) 出生前診断 羊水診断、胎児well-being 診断、胎児形態異常診断、遺伝カウンセリング 11) 絨毛性疾患検査 基礎体温測定、ホルモン測定(絨毛性ゴナドトロピンその他)、胸部X 線検査、超音波診断、骨盤動脈造影 12) 生化学的・免疫学的検査 | |||
経験できる手術 (術者) | 婦人科 腹式単純子宮全摘出術、腟式単純子宮全摘出術、子宮筋腫核出術、子宮頸部円錐切除術、頸管ポリープ切除術、子宮形成術、子宮脱手術、付属器摘出術、卵巣腫瘍核出術(切除術)、卵管避妊手術、Bartholin 腺手術(造袋術、摘出術)、陳旧性会陰裂傷形成術、腹腔鏡下腹腔内観察、胸水穿刺術、腹水穿刺術、皮膚腫瘤生検術 産科・生殖 会陰切開・縫合術、吸引遂娩術、鉗子遂娩術、骨盤位牽出術、腹式帝王切開術、子宮内容除去術、子宮頸管縫縮術・抜糸術、妊娠合併卵巣腫瘍核出術(切除術)、産褥会陰血腫除去術、羊水穿刺術、体外受精における採卵 | |||
経験できる手術 (助手) | 婦人科 広汎子宮全摘出術、準広汎子宮全摘出術、後腹膜リンパ節郭清、卵巣癌根治手術、子宮鏡下手術、腹腔鏡下手術、外陰切除術、人工造腟術、膀胱・尿管に関する手術、消化管・肛門に関する手術 産科・生殖 体外・顕微受精における胚移植 | |||
学会認定施設 | 日本産科婦人科学会専門医制度卒後研修指導施設 日本婦人科腫瘍学会専門医制度規則指定修練施設 日本周産期・新生児医学会母体・胎児専門医基幹研修施設 日本生殖医学会認定研修施設 日本産科婦人科内視鏡学会認定研修施設 臨床遺伝専門医制度認定研修施設 |
2) 連携施設
1 那覇市立病院 | ||||
指導責任者 | 渡嘉敷みどり 【初期研修医へのメッセージ】 一般市中病院として産科、婦人科の豊富な症例を経験できます。加えて特に手術症例の豊富さと県指定の地域周産期センターとしてNICUを擁し周産期医療を誇っており、上級医とともに積極的にそれらの診療に参加できます。 | |||
指導医数 | 2名(日本産科婦人科学会専門医5名) | |||
患者数 | 外来患者 2500(産科800、婦人科1700)名(1ヶ月平均) 入院患者 100 (産科 30、婦人科 70)名(1ヶ月平均) | |||
手術件数 | 約 30 件/月(産科10件、婦人科20件) | |||
分娩件数 | 約 30 件/月 | |||
経験できる疾患 | 一部の診療(体外受精・顕微授精等)を除いて産科、婦人科、生殖医療の各部門におけるほとんどの疾患 | |||
経験できる手技 | 産科 妊娠診断、妊婦健診、切迫早産等妊娠経過異常に対する管理、分娩管理、分娩処置(正常・吸引・鉗子・骨盤位・帝王切開分娩、会陰切開縫合等)、新生児の診察、産褥管理 婦人科 一般外来診療:内診・直腸診・穿刺診・検体検査・内視鏡検査・画像診断等による各種疾患の診断、投薬・小手術等による治療 入院治療:手術患者の手術及び周術期管理、感染性疾患や悪性腫瘍患者の全身管理 | |||
経験できる手術 | 産科 帝王切開術、人工妊娠中絶術、卵管避妊手術 婦人科 腹式単純子宮全摘出術、腟式単純子宮全摘出術、子宮筋腫核出術、子宮腺筋症核出術、子宮腟部円錐切除術、子宮脱手術、付属器摘出術、卵巣腫瘍核出術(切除術)、卵巣癌根治手術、Bartholin腺手術(造袋術、摘出術)、子宮鏡下手術、腹腔鏡下手術、腹水穿刺術、皮膚腫瘤生検術 生殖医療 腹腔鏡検査、子宮奇形形成術 | |||
学会認定施設 | 日本産科婦人科学会研修プログラム連携施設、 日本周産期・新生児医学会周産期(母胎・胎児)専門医研修施設 |
2 沖縄赤十字病院 | ||||
指導責任者 | 上里 忠和 【メッセージ】 当院は那覇市のほぼ中央に位置し、周産期においてはNICUを擁し、重要な位置を占めています。ほぼ全ての胎児疾患、合併症妊娠を管理することが可能であり、日夜高度な周産期治療を実践しています。 婦人科領域では良性疾患および悪性疾患の診療も行っています。腹腔鏡手術をはじめとした幅広い手術を行なっております。 また、日常一般外来も行なっており、産婦人科プライマリ・ケアも研修可能です。 | |||
指導医数 | 2名(日本産科婦人科学会専門医5名) | |||
患者数 | 外来患者 1000名(1ヶ月平均) 入院患者 24名(1ヶ月平均) | |||
手術件数 | 約 24 件/月 婦人科:12件、産科:12件 | |||
分娩件数 | 約 26 件/月 | |||
経験できる疾患 | きわめて稀な疾患、進行した子宮頸がん症例を除いて、ほとんどすべての産婦人科疾患を経験することができます。 不妊症の専門診療および進行子宮頸がんの治療は行っていません。 | |||
経験できる手技 | 1)婦人科内分泌検査 基礎体温測定、腟細胞診、頸管粘液検査、ホルモン負荷テスト、各種ホルモン測定、子宮内膜検査 2)不妊検査 基礎体温測定、卵管疎通性検査(通水、通色素、子宮卵管造影)、精子頸管粘液適合試験(Huhnerテスト)、精液検査、腹腔鏡、子宮内膜検査 3)癌の検査 子宮腟部・頸部・内膜をはじめとする細胞診、コルポスコピー、Schillerテスト、組織診、RI検査、CT、MRI、腫瘍マーカー測定 4)絨毛性疾患検査 基礎体温測定、ホルモン測定(絨毛性ゴナドトロピンその他)、胸部X線検査、超音波診断、骨盤動脈造影 5)感染症の検査 一般細菌、原虫、真菌検査、免疫学的検査(梅毒血清学的検査、HBs抗原検査、HCV抗体検査、HTLV-I検査、HIV検査、風疹抗体、トキソプラズマ抗体、淋菌DNA、クラミジアDNA・抗体検査など)、血液像、生化学的検査 6)放射線学的検査 骨盤計測(入口面撮影、側面撮影)、子宮卵管造影、腎盂撮影、膀胱造影、骨盤血管造影、シンチグラフィー、骨・トルコ鞍・胸部・腹部単純撮影法、CT、MRI、RI検査 7)内視鏡検査 コルポスコピー、腹腔鏡 8)妊娠の診断 免疫学的妊娠反応、超音波検査(ドップラー法、断層法) 9)生化学的・免疫学的検査 10)超音波検査 ドップラー法:胎児心拍聴取、断層法:骨盤腔内腫瘤(子宮筋腫、子宮内膜症、卵巣腫瘍その他)、胎嚢、胎児頭殿長、児頭大横径、胞状奇胎、胎盤付着部位、多胎妊娠、胎児発育、胎児形態異常の診断、子宮頸管長、Biophysical Profile Score (BPS)、Amniotic Fluid Index (AFI)、血流ドップラー法 11)出生前診断 羊水診断、胎児血検査、胎児well-being診断、胎児形態異常診断、遺伝カウンセリング 12)分娩監視法 陣痛計測、胎児心拍数計測、血液ガス分析 | |||
経験できる手術 | 【術者として】 婦人科 腹式単純子宮全摘出術、腟式単純子宮全摘出術、子宮筋腫核出術、子宮腟部円錐切除術、頸管ポリープ切除術、子宮脱手術、付属器摘出術、卵巣腫瘍核出術(切除術)、子宮外妊娠手術、卵管避妊手術、Bartholin腺手術(造袋術、摘出術)、陳旧性会陰裂傷形成術、腹腔鏡下腹腔内観察、胸水穿刺術、腹水穿刺術、皮膚腫瘤生検術 産科 流産手術、吸引分娩術、鉗子分娩術、帝王切開術、外陰・腟血腫除去術、腟会陰裂傷縫合術 【助手として】 婦人科 子宮鏡下手術、腹腔鏡下手術、マイクロサージェリー、外陰切除術、膀胱・尿管に関する手術、消化管・肛門に関する手術 産科 子宮頸管縫縮術など | |||
学会認定施設 | 日本産科婦人科学会研修プログラム連携施設 日本周産期・新生児医学会(母体・胎児)暫定認定施設 |
3 社会医療法人敬愛会 中頭病院 | ||||
指導責任者 | 諸見里 秀彦 【初期研修医へのメッセージ】 当院では産科、婦人科の豊富な症例を経験できます。産科では一般的な妊婦管理から分娩まで、婦人科では良性疾患から悪性疾患に至るまで検査・診断・治療まで。 上級医とともに積極的にそれらの診療に参加できます。 | |||
指導医数 | 2名(日本産科婦人科学会専門医6名) | |||
患者数 | 外来患者 1420(産科700、婦人科720)名(1ヶ月平均) 入院患者 540(産科370、婦人科170)名(1ヶ月平均) | |||
手術件数 | 約 30 件/月(産科14件、婦人科16件) | |||
分娩件数 | 約 46 件/月 | |||
経験できる疾患 | 産科、婦人科の各部門におけるほとんどの疾患。 | |||
経験できる手技 | 産科 妊娠診断、妊婦健診、切迫早産等妊娠経過異常に対する管理、分娩管理、分娩処置(正常・吸引・帝王切開分娩、会陰切開縫合等)、新生児の診察、産褥管理 婦人科 一般外来診療:内診・直腸診・穿刺診・検体検査・内視鏡検査・画像診断等による各種疾患の診断、投薬・小手術等による治療、抗癌化学療法 入院治療:手術患者の手術及び周術期管理、感染性疾患や悪性腫瘍患者の全身管理 | |||
経験できる手術 | 産科 帝王切開術、人工妊娠中絶術、卵管避妊術、子宮頸管縫縮術、子宮内容除去術 婦人科 腹式単純~準広汎子宮全摘出術、腟式単純子宮全摘出術、子宮筋腫核出術、子宮腺筋症核出術、子宮頸部切除術、子宮脱手術、付属器摘出術、卵巣腫瘍核出術(切除術)、付属器悪性腫瘍手術、子宮悪性腫瘍手術、バルトリン腺手術(造袋術、摘出術)、子宮鏡下手術、子宮内膜焼灼術、腹腔鏡下子宮全摘術、腹腔鏡下付属器手術、腹腔鏡下子宮悪性腫瘍手術、腹水穿刺術、外陰部腫瘤生検ならびに切除術 | |||
学会認定施設 | 日本産科婦人科学会研修プログラム連携施設 |
4 社会医療法人かりゆし会 ハートライフ病院 | ||||
指導責任者 | 武田 理 【初期研修医へのメッセージ】 一般市中病院として産科、婦人科の豊富な症例を経験できます。無痛分娩や腹腔鏡、悪性腫瘍手術など上級医とともに積極的にそれらの診療に参加できます。 | |||
指導医数 | 1名(日本産科婦人科学会専門医3名) | |||
患者数 | 外来患者 1,258名(産科・婦人科含む)(1ヶ月平均) 入院患者 501名(産科・婦人科 含む)(1ヶ月平均) | |||
手術件数 | 約 21 件/月(産科14件、婦人科7件) | |||
分娩件数 | 約 49件 /月 | |||
経験できる疾患 | 一部の診療(体外受精・顕微授精、放射線治療等)を除いて産科、婦人科、生殖医療の各部門におけるほとんどの疾患 | |||
経験できる手技 | 産科 妊娠診断、妊婦健診、切迫早産等妊娠経過異常に対する管理、分娩管理、分娩処置(正常・吸引・鉗子・骨盤位・帝王切開分娩、会陰切開縫合等)、新生児の診察、産褥管理 婦人科 一般外来診療:内診・直腸診・穿刺診・検体検査・内視鏡検査・画像診断等による各種疾患の診断、投薬・小手術等による治療 入院治療:手術患者の手術及び周術期管理、感染性疾患や悪性腫瘍患者の全身管理 生殖医療 不妊外来:基礎体温表の診断・各種ホルモン検査・精液検査・卵管検査等による診断、治療方針の立案と排卵誘発や人工授精等実際の治療 | |||
経験できる手術 | 産科 帝王切開術、人工妊娠中絶術、卵管避妊手術、子宮頸管縫合術 婦人科 腹式単純子宮全摘出術、腟式単純子宮全摘出術、子宮筋腫核出術、子宮腺筋症核出術、子宮腟部円錐切除術、子宮脱手術、子宮悪性腫瘍手術、リンパ節廓清、付属器摘出術、卵巣腫瘍核出術、卵巣癌根治手術、Bartholin腺手術(造袋術、摘出術)、子宮鏡下手術、腹腔鏡下手術、腹水穿刺術 生殖医療 腹腔鏡検査、子宮奇形手術 | |||
学会認定施設 | 日本周産期・新生児医学会周産期(母胎・胎児)専門医研修施設(補完施設) |
5 沖縄県立南部医療センター・こども医療センター | ||||
指導責任者 | 長井 裕 【初期研修医へのメッセージ】 総合周産期母子医療センターとして沖縄県南部医療圏および離島の周産期医療の中心的役割を果たしています。NICU18床を擁し母体・新生児搬送のセンター機能を担っています。ハイリスク妊娠の管理、産科救急疾患を中心に多数の症例を経験することができます。周産期医療に欠かせない超音波診断の技能を習得することができます。腹腔鏡下手術を多数経験することができます。婦人科腫瘍や不妊内分泌疾患は基幹施設である琉球大学医学部附属病院で研修することにより十分に補完することができます。指導医や上級医の指導のもとでそれらの診療を経験することができます。 | |||
指導医数 | 4名(日本産科婦人科学会専門医13名) | |||
患者数 | 外来患者 8,287人(産科6,452、婦人科1,935) 入院患者 831人(産科713、婦人科 118) | |||
手術件数 | 総手術件数:415件 産科手術:330件 (帝王切開術303、頸管縫縮術15、子宮内容除去術7、その他5) 婦人科手術:85件(腹腔鏡下手術25、子宮鏡下手術1、開腹術良性16、開腹術悪性7、腟式手術27、その他9) | |||
分娩件数 | 分娩件数:486件、母体搬送数:169件、多胎妊娠数:36例 帝王切開術数:303例、帝切率:62.3% | |||
経験できる疾患 | 一部の診療(体外受精・顕微授精等)を除いて産科・周産期部門、婦人科部門(悪性腫瘍を除く)、女性ヘルスケア部門におけるほとんどの疾患、産婦人科救急疾患を経験することができる | |||
経験できる手技 | 産科 妊娠診断、妊婦健診、胎児超音波診断の基礎、切迫早産等妊娠経過異常に対する管理、分娩管理、分娩処置(正常分娩・吸引分娩・骨盤位・帝王切開分娩、会陰切開縫合等)、新生児の診察、産褥管理 婦人科 一般外来診療:内診・直腸診・検体検査・内視鏡検査・画像診断等による各種疾患の診断、投薬・小手術等による治療 入院治療:手術患者の手術及び周術期管理、感染性疾患の全身管理 女性ヘルスケア 思春期の特殊性の理解、女性の性周期と性ホルモン動態、基礎体温表の診断・各種ホルモン検査、更年期障害の症状、診断、治療の基礎の理解、性器脱の診断と治療 | |||
経験できる手術 | 産科:帝王切開術、頸管縫縮術、羊水穿刺、人工妊娠中絶術、卵管避妊手術 婦人科:腹式単純子宮全摘出術、腟式単純子宮全摘出術、子宮筋腫核出術、子宮腟部円錐切除術、子宮脱手術、付属器摘出術、卵巣腫瘍核出術(切除術)、Bartholin腺手術(造袋術、摘出術)、子宮鏡下手術、腹腔鏡下手術、腹水穿刺術、 | |||
学会認定施設 | 日本産科婦人科学会研修プログラム連携施設、日本周産期・新生児医学会周産期(母胎・胎児)専門医研修施設 |
6 沖縄県立八重山病院 | ||||
指導責任者 | 中上 弘茂 【初期研修医へのメッセージ】 当院がカバーする八重山地方は、石垣島を中心に日本最西端の与那国島や有人最南端の波照間島など広域に展開する諸島からなり、陸路に近接する二次医療圏がないことも特徴です。そのため当院がこの地の医療の最終防衛ラインとならざるをえないことも多く、この規模の病院としては多種多様な症例を経験することができます。 | |||
指導医数 | 2名(日本産科婦人科学会専門医5名) | |||
患者数 | 外来患者 1138(産科633、婦人科500)名(1ヶ月平均延べ) 入院患者 43(産科 39、婦人科 4)名(1ヶ月平均延べ) | |||
手術件数 | 約 14 件/月(帝王切開7件、流産手術2件を含む) | |||
分娩件数 | 約 33 件/月 | |||
経験できる疾患 | 一部の高度・専門的な医療などを除いて、一般的な産科婦人科疾患を幅広く扱う。 | |||
経験できる手技 | 産科 妊娠診断、妊婦健診、切迫早産等妊娠経過異常に対する管理、分娩管理、分娩処置(正常・吸引・帝王切開分娩)、新生児の診察、産褥管理 婦人科 一般外来診療:内診・各種画像検査等による疾患の診断、投薬・小手術等による治療 入院治療:手術患者の手術及び周術期管理、感染性疾患、悪性腫瘍患者の化学療法治療やターミナルケア 生殖医療 不妊外来:基礎体温表の診断・各種ホルモン検査・精液検査・卵管検査等による診断、治療方針の立案と排卵誘発や人工授精までの生殖治療 | |||
経験できる手術 | 産科 帝王切開術、流産手術、子宮頚管縫縮術、産後避妊手術、子宮外妊娠手術 婦人科 腹式並びに腟式単純子宮全摘出術、子宮筋腫核出術、子宮腟部円錐切除術、子宮体癌手術、卵巣癌手術、Bartholin腺手術(造袋術、摘出術)、処女膜閉鎖切開術 | |||
学会認定施設 | 日本産科婦人科学会研修プログラム連携施設 |
7 医療法人沖縄徳洲会 南部徳洲会病院 | ||||
指導責任者 | 神山 和也 【初期研修医へのメッセージ】 産婦人科診療能力の向上だけではなく、当院が地域医療において果たすべき役割を自覚し、指導医とともに地域医療に貢献出来るような高度で質の高い医療を提供し続ける事ができる人材育成を目指していく。 | |||
指導医数 | 1名(日本産科婦人科学会専門医2名) | |||
患者数 | 外来患者 5,498名(外来延べ患者数) 入院患者 1,204名(入院延べ患者数) | |||
手術件数 | 25 件/年 | |||
分娩件数 | 150 件/年(帝王切開32件) | |||
経験できる疾患 | 一般的な産科婦人科疾患を幅広く扱う。 | |||
経験できる手技 | 産科 妊娠診断、妊婦健診、切迫早産等妊娠経過異常に対する管理、分娩管理、分娩処置(正常・吸引・帝王切開分娩)、新生児の診察、産褥管理 婦人科 一般外来診療:内診・各種画像検査等による疾患の診断、投薬・小手術等による治療 入院治療:手術患者の手術及び周術期管理、感染性疾患 | |||
経験できる手術 | 産科 帝王切開術、流産手術、子宮頚管縫縮術、子宮外妊娠手術。 婦人科 子宮内容除去術及び単純子宮全摘出術、子宮内膜掻爬術。 | |||
学会認定施設 | 日本産科婦人科学会研修プログラム連携施設 |
8 沖縄県立北部病院 | ||||
指導責任者 | 仲本剛 【専攻医へのメッセージ】 当院は、 北部地域約13万人の住民の命を守るため、 二次 (三次) 医療 施設としての役割を担っています。産婦人科救急を24時間365日受け入れているため、婦人科救急症例を多く経験することができます。 また、地域周産期母子医療センターとして母体搬送を受け入れており、ハイリスク妊娠・分娩管理を経験することができます。 北部地域で唯一婦人科手術を行っている施設であるため、多くの婦人科手術症例が集まります。現在専門医が4名在籍しており、手厚い指導のもと、術者としての研鑽を積むことが可能です。特に骨盤臓器脱に対する腟式単純子宮全摘術や、腹腔鏡下手術などの症例が多く、短期間でも手術手技の習得が可能です。 近隣の離島からも多くの患者さんが船で通院しており、地域医療の実践を経験することができます。 | |||
指導医数 | 日本産科婦人科学会指導医1名(専門医5名) | |||
患者数 | 産婦人科外来患者 7,004名(1ヶ月平均584名) 産婦人科新入院患者 470 名(1ヶ月平均 41.8名) | |||
手術件数 | 約 20 件/月 (産科7件、 婦人科 13件) | |||
分娩件数 | 約 25 件/月 | |||
経験できる疾患 | 切迫早産、多胎妊娠、前置胎盤、常位胎盤早期剥離、異所性妊娠、稽留流産、絨毛性疾患、骨盤腹膜炎、卵巣出血、子宮筋腫、卵巣腫瘍、骨盤臓器脱、月経困難症、不正性器出血など、一般産婦人科臨床で遭遇するほとんどの疾患 | |||
経験できる手技 | 産科 妊娠診断、妊婦健診、分娩管理、会陰切開縫合、新生児の診察 婦人科 内診・直腸診・穿刺診・検体検査・子宮卵管造影 | |||
経験できる手術 | 産科 帝王切開術、人工妊娠中絶、卵管結紮術、子宮頸管縫縮術 婦人科 腹式子宮全摘術、子宮脱手術、子宮筋腫核出術、円錐切除術、 子宮鏡下手術、腹腔鏡下手術 | |||
学会認定施設 | 日本産科婦人科学会研修プログラム連携施設 日本周産期新生児・新生児医学会指定認定施設 |
9 沖縄県立中部病院 | ||||
指導責任者 | 大畑 尚子 【初期研修医へのメッセージ】 当院の特色として、1) 症例の多彩さ・豊富さ、2) 熱心な指導体制、3)他科との協働体制の充実、4)周産期専門医、婦人科腫瘍専門医などさらなる専門性獲得のための研修に移行可能、5)グループ診療体制の徹底によるメリハリのある勤務、が挙げられます。 生殖補助医療以外のほとんどすべての産婦人科疾患を経験することが出来、総合周産期母子医療センターにて、母体及び胎児ハイリスクの妊娠分娩管理、妊産婦救急疾患への対応を学ぶことができます。婦人科では、様々な合併症を有する方に他科と協働して診療を提供しており、悪性腫瘍に関しては、初診対応、精査、手術、治療から終末期ケアまで一貫して経験することが可能です。女性骨盤底医学、遺伝診療、性暴力被害や虐待への対応、性別違和への対応等、専門性の高い領域の診療を学ぶこともできます。 | |||
指導医数 | 日本産科婦人科学会指導医8名(専門医11名) | |||
患者数 | 産婦人科外来患者 1,450 名 産婦人科新入院患者 産科110 名 婦人科50 名 | |||
手術件数 | 産科 50件、 婦人科 40件 | |||
分娩件数 | 約 70 件/月 | |||
経験できる疾患 | 生殖補助医療以外のほとんど全ての産科、婦人科疾患 | |||
経験できる手技 | 産科 妊婦健診、妊娠合併症の管理、基礎疾患を有する妊娠の管理、分娩管理(正常分娩、吸引分娩、会陰切開縫合等)、産褥管理、羊水穿刺、胎児治療の補助 婦人科 内診・直腸診、検体検査、細胞/組織検査、放射線検査、内視鏡検査、超音波検査、手術の計画/情報提供/周術期管理、入院患者の治療計画策定/情報提供/投薬など | |||
経験できる手術 | 産科 帝王切開術、子宮頚管縫縮術、流産手術、卵管避妊手術 婦人科 子宮全摘術(腹式、腟式、腹腔鏡)、子宮筋腫核出術(腹式、腹腔鏡)、子宮腟部切除術、卵巣腫瘍摘出術(腹式、腹腔鏡)、子宮悪性腫瘍手術、卵巣癌手術、腟・外陰部の手術、子宮鏡下手術、骨盤底手術 | |||
学会認定施設 | 日本産科婦人科学会研修プログラム基幹施設 日本婦人科腫瘍学会婦人科腫瘍専門医指定修練施設 日本周産期・新生児医学会 周産期(母体・胎児)専門医研修基幹施設 日本女性医学学会 認定研修施設定認定施設 |
10 沖縄県立宮古病院 | ||||
指導責任者 | 石川 裕子 【初期研修医へのメッセージ】 他に紹介施設のない離島で安全に医療を行うことを第一に心がけています。管理の仕方の違いを学んでいただければと思います。 | |||
指導医数 | 日本産科婦人科学会指導医1名(専門医1名) | |||
患者数 | 産婦人科外来患者 500 名/月 産婦人科入院患者 190 名/月 | |||
手術件数 | 15件/月 | |||
分娩件数 | 14件/月 | |||
経験できる疾患 | 不妊治療、下記以外のほぼ全て | |||
経験できる手技 | 産科 妊娠30週未満に分娩に至りそうな場合は母体搬送にだす。前置胎盤や胎児合併症など分娩時の大量出血が予想されたり出生児の処置が必要な場合は早めに本島の施設に紹介する。 婦人科 悪性腫瘍の初回治療は紹介。2剤以上の抗癌剤投与、放射線治療は紹介。 | |||
経験できる手術 | 産科 ほぼ全て 婦人科 悪性腫瘍の手術は紹介。腹腔鏡は少ない。それ以外のほぼ全て。 | |||
学会認定施設 | 日本産科婦人科学会研修プログラム連携施設 日本周産期・新生児医学会周産期(母胎・胎児)専門医研修施設 |
11 医療法人杏月会 空の森クリニック | ||||
指導責任者 | 神山 茂 【初期研修医へのメッセージ】 生殖医療は、一般不妊治療から難治性不妊治療まで、幅広く研修できます。 また、生殖領域の手術療法も数多く研修できます。 | |||
指導医数 | 日本産科婦人科学会指導医2名(専門医8名) | |||
患者数 | 産婦人科外来患者 3678 人 産婦人科入院患者 88.7 人 | |||
手術件数 | 38件 | |||
分娩件数 | ー | |||
経験できる疾患 | 難治性不妊症、婦人科良性腫瘍 | |||
経験できる手技 | 産科 異所性妊娠の超音波検査 婦人科 子宮鏡検査 生殖医療 卵胞発育モニター 子宮鏡検査 胚移植 | |||
経験できる手術 | 産科 流産手術、腹腔鏡下異所性妊娠手術 RPOC(いわゆる胎盤ポリープ)の子宮鏡下手術 婦人科 婦人科良性腫瘍の内視鏡手術(腹腔鏡、子宮鏡) 生殖医療 採卵手術、卵管鏡下卵管形成術、腹腔鏡・子宮鏡下帝王切開瘢痕修復術 | |||
学会認定施設 | 日本産科婦人科学会研修プログラム連携施設 日本生殖医学会 日本産科婦人科内視鏡学会 |